7月27日(日)7月の臨時集合日

水田の草刈りと水管理がテーマ。2週前に1条おきに行った水田の残り分の草刈り、畦塗り、2月ほど放置しっぱなしの畑の手入れなど盛りだくさんなので、朝6時半に家を出る。赤目到着は8時頃。

水はなくとも、稲は元気! のよう…

水田の溝はカラカラで罅割れている予想していたことではあるが、水田にやっぱり水が来ていない! 溝はカラカラ。ひび割れた間からかろうじて茶色い土が見てとれる。だが、稲は元気のようだ。

朝早いというのに、日照りはカンカン。今日一日が思いやられる。張り切りすぎると、熱射病にやられそうだと、のんびり作業開始。

条間の草刈りと土手だと思っていた畝の草刈りが終了まずは条間の草刈り。終了後、草ぼうぼうの土手だと思っていた畦道の草刈り。多少疲れだすと、いつもながら、刈るスピードが上がってしまう。終わる頃には大喘ぎ。

畦塗りはできないので本小屋に戻る。時刻は9時。畦塗りができなかった分、1時間半の大休止。すでに大汗をかいていた。

本日の学び

中村さんの指導。乾燥が激しいので刈り取った畝の草を条間に横たえる以下、要旨。

草刈りの期限と幼穂形成期
現在平べったい稲の茎。幼穂形成期になると丸くなりそれがいずれ穂となり出穂する。この時期になると、稲の根が表面近くに横張りし、水田に入ると根を痛めてしまうことになる。よって、

  • 極早生(赤米のうるち)…7月いっぱいまで
  • 早生(赤米のもち)…8月中旬まで

が、草刈りのために水田に入れる期限。草刈りを怠ると、稲が草に負けてしまうこともあるので、非常に大切な作業。

刈り方
いっぺんに草刈りを行うと、水田の環境を大きく変えてしまうことになり好ましくないので、草刈りは1条ごとに1週程度空けて、2度にわたって行うのがよい。

  • 1度目…草は根から刈る
  • 2度目…幼穂形成期が近づいているときは、根を痛めないように、米の根を痛めないように少し上を刈る

午後の活動

午前の学びはいつもより1時間早く、12時に終了。弁当をいただき、しばし車で横になって休憩し、畑の草刈りをはじめる。長らく(おそらく2月程度)放置していたので草ぼうぼう。午後の学びより優先した。

名前は何というのだろう? ランナーで繁殖し、あらゆるものを巻きつくす雑草が激しく繁茂している。葉や茎はねばついたような感じで、手袋や衣服にまとわりついてうっとおしい。まとわりついているので、引っこ抜くわけにもいかず、茎を途中で切って、雑草のなかに潜り込み、根を刈ってから、慎重にひっぱがしてゆく。

がんじがらめになっていたアスパラ、ほとんど横倒しにされていた黒豆が元気な姿を現した! すっきりした姿を見ると、うれしくなるものです^^;

しかしひどい雑草の量。畝の雑草をきっちり刈り倒した頃には、もう満足感と、終わった感(笑)でいっぱい。畝の雑草刈りは今度にすることにした。

うれしかったのは、あれは、赤目に来てすぐの頃だから、おそらく3月の頭。2週前にはまったく気づかなかっただけなのか、3月以上経っても芽を出さず、完全にあきらめていた里芋が芽を出していたこと! それも、5株すべて!

植えては放置、芽が出ず諦めるを繰り返した畑に残るのは、この3種と、薹立ちを放置したサニーレタスの4種。草も刈ったし、次回はブロッコリとキャベツでも苗床をつくって植えようと思う。

水の学び

畑の処理を終わらせた後、水の学びに合流。ここでは随分貴重な体験ができた。

  • もぐらの穴の見つけ方…水の流れを観察し、あやしいと思った周辺で探す。水を濁らせて、穴を探す。
  • 水源の手入れ…水が入らない場合、ここに問題がある場合が多い。全く水が入らなくなっていた、私の借りている下の田の一番下の田にも水が入りだした!

かくして18時すぎとなり、まだ学びは続いていたが、タイムリミットとなり岐路についた。

2014年7月28日記す

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